こんにちは!ほほえみ会です。
昨日、施設内にて秋の消防訓練を実施いたしました。今回は特別養護老人ホーム(特養)をメインに、小規模多機能型居宅介護(小多機)のスタッフも合同で参加し、さらに入所者様にも数名ご協力いただきながら、本番さながらの緊張感をもって訓練を行いました。
訓練は、あらかじめ火元を設定し、実際の火災発生を想定した実践的なシーツ避難からスタートしました🚨
まずは発見した職員による「初期消火」を試みましたが、初期消火が失敗したという緊迫した状況を想定し、即座に「避難誘導」へと移行します。災害時の緊急避難を想定した「シーツ搬送訓練」では、職員自らが入所者様役を務め、実際の避難ルートを移動させる検証を行いました。















今回ご指導いただいた指宿消防署の消防隊員の皆様からは、安全に引っ張るための大切なコツとして、床からの衝撃を防ぐために「頭部を少し持ち上げること」、軽い力で迅速に移動させるために「床との接地面(摩擦)を少なくすること」、そして体勢が崩れるのを防ぐために「足は足首のところで交差させること」の3点を教わりました。職員が搬送される側を体験したことで、避難時の身体への負担や心理的な不安を肌で感じることができ、今後の安全性向上に向けた貴重な経験となりました。
無事に避難訓練を終えた後は、ご協力いただいた入所者様を安全に室内へと送り届け、職員は次の訓練へと移ります。続いては屋外に移動し、消火器を使用した初期消火訓練を行いました🔥
ピンを抜くところから噴射までの手順を全員で再確認し、さきほどの避難訓練の想定にもあった初期消火を、いざという時にパニックにならず、落ち着いて行うための大切なプロセスを体に染み込ませました。









その後は再び室内へと戻り、館内に設置されている「火災報知器システム」の運用説明を受けました🏢
火災発生時に迅速な対応を行うため、火元を瞬時に特定する受信盤の見方や、連動する各種防災設備の仕組みについて再確認を行っています。1分1秒を争う災害時において、システムの正確な知識は職員にとって不可欠な要素です。
また、今回は消防署への通報時における非常に重要で実践的なポイントについても学びました📞
火災発生時は誰もが焦ってしまいがちですが、そんな時こそ「分からないことは、分からないと明確に伝えること」が何よりも大切だというアドバイスをいただきました。曖昧な情報を伝えて混乱を招くよりも、正確な事実だけを伝えることが迅速な救助に繋がります。
さらに、その後の状況変化を伝えるための「情報更新の追加通報」の推奨や、特にスタッフが手薄になる夜間帯の動きについても具体的な指導がありました。夜間はとにかく「目の前の避難誘導を最優先」とし、消防からの折り返し電話には無理に対応しなくても良いとのこと。限られた人数のなかで、まずは何よりも入所者様の命を守る行動に集中するという明確な基準を知ることができ、非常に有意義な学びとなりました。



すべての防災訓練を終えた段階で、消防隊員の方から全体を通しての「講評」をいただきました。📋
良かった点や、もしもの時にさらに改善できる動きなど、プロの視点からのアドバイスをいただきましたので、いただいたフィードバックは職員間でしっかり共有し、日々の防災体制へ確実に活かしてまいります。



さらに訓練の締めくくりとして、新入職スタッフを対象とした救命講習会を執り行いました❤️
今回の講習には、前回の講習会以降に新しく入職した職員が中心となって参加しています。心臓マッサージ(胸骨圧迫)の正しいテンポや力加減、およびAED(自動体外式除細動器)の一連の操作手順について、一人ひとりが実技を通して真剣に学びました。当施設では、新入職のスタッフも早期にこうした研修を受けることで、施設全体の安全水準をしっかりと維持しています。









災害はいつ、どこで起こるか分かりません。だからこそ、今回のように特養と小多機がしっかりと連携し、ベテランから新入職のスタッフまで全員が「もしも」の時の動きを共有しておくことが大切だと改めて実感した一日でした🤝
ご協力いただきました入所者様、ならびにご指導いただきました指宿消防署の皆様、本当にありがとうございました。今後もご利用者様が毎日を安心して笑顔で過ごせるよう、職員一同、高い防災意識を持って日々のケアに努めてまいります。
