この夏、大阪で開催された大阪・関西万博で、「ミライ人間洗濯機」を見てきました。
大阪ヘルスケアパビリオンで展示されていました。
1970年の大阪万博でも展示されていた「人間洗濯機」、その発想を、未来型に進化させた全自動入浴装置で、
ウルトラファインバブルによる洗浄技術と、生体センサーを活用し、
座るだけで身体と心の両方をリフレッシュできる次世代のウェルネス体験を提供してくれるのだそうです。

中に人が入ると、心拍を計測しながら、90秒ほどで、ウルトラファインバブルの湯が、胸元まで溜まります。
ウルトラファインバブルは、毛穴よりも微細気泡で、肌表面の汚れはもちろん、毛穴の奥の汚れにも、吸着して浮上、
石鹸を使って擦ったりなどせずとも、泡とジェットで、湯の中にいるだけで、洗浄してくれます。
蓋が閉まるのが、怖くないの?という疑問も湧きましたが、説明してくださったコンパニオンの方によると、
息苦しさなどは、一切なく、想像以上にリラックスできる、むしろ快適な空間なのだそうです。
しかも、泡の効果で、保湿効果や保温効果も普通の湯よりも高く、更にリラックス効果で、自律神経も整えながらバスタイムを楽しむことができる、利点しかないという、素晴らしいお風呂でした。
見れば見るほど、この新しい技術を、ほほえみ会でも是非取り入れたい!と、強く思いました。
そして、今度、新しく建てる、看護小規模多機能ホームあいおいのもりでは、この技術を取り入れた、お風呂を導入します。


ウルトラファインバブルで、汚れをしっかりと落とし、シャワー浴なのに、芯まで温まり、
入浴後も続く、保温効果と保湿効果があります。
介助する側も、介助される側も、負担が少なくなり、快適で、衛生的な入浴が実現できるのです。
もちろん、座位が保てない方用のお風呂も、ご用意します。


マイクロバブルで搭載の浴槽で、入浴するだけで、シワや毛穴の奥の老廃物を浮き上がらせ、体の芯まで温めてくれます。
介護する側も介護される側もどちらにとっても、負担を軽減する、新しい技術。
未来の世界では、一般家庭にも普及するのでしょうか。
その頃、私たちは、どんな老後を送ることになっているのでしょうね。
年をとることが、不安ではなくなる、指宿の町を、一歩一歩、築いていくために、
ほほえみ会は、これからも、日々前進していきます。
