夜間想定避難訓練

今日は、特養あいおいの郷と小多機あいおいの合同避難訓練が、夜間想定で行われました。日中の避難訓練と比較して、夜間は職員の数が少ないため、どのように迅速に安全に避難を行うか、日頃の訓練が大切です。 当施設の夜勤者は、特養が2名、小多機が1名です。 火災や災害発生時には近隣職員が緊急招集により駆けつける体制 となっています。そして、応援職員が到着するまで、現場の職員が冷静かつ的確に対応できるように、訓練が欠かせません。避難訓練と消火訓練を無事に終えた後は、心肺蘇生の訓練もありました。これまでも、何度も行っているのですが、訓練のたびに緊張します。

AEDも使用期限があったり、種類も様々ですので、落ち着いて使用できるように、慣れておくことが大切です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)の正しい速さ(1分間に100~120回)と、強さ(約5cm沈む)を教えてもらいます。以前は「もしもし亀よ亀さんよー」のリズムで、と、教えていただきましたが、今回は「あるー日、森の中ー、熊さんにー、出会ったー」のリズムで、と、教えていただきました。

胸の真ん中に重ねた両手を置き、肘を伸ばして体重をかけて、圧迫と圧迫の間で胸がしっかり戻るように。人工呼吸は、気道を確保して、鼻をつまみ、口を密着させて、約1秒かけて息を吹き込む。相手が子供だった場合、感染症のリスクについて、色々な質問にも丁寧にお答えいただきました。

万が一の事態が起きないことが一番ですが、いざという時には、確実に実行できるよう、これからも訓練に取り組んでいきます。